谷川流「涼宮ハルヒの消失」
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07/01
- メディア: ペーパーバック
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そんなこんなでシリーズでもベストクラスの面白さだったのに、それを十全に楽しむことは出来ませんでした。うーむ、残念。
前も書いたけどこのくらいSFSFしてるほうがぼくは好きです。フィリップ・K・ディック「流れよわが涙、と警官は言った」のような「一夜明けたら別の世界に」もの*1で第一章の不安な雰囲気が素晴らしかったです。後半もばりばりのSFで大満足でした。
キャラの魅力の出し方も申し分無しで、こんな長門さんがいるのならこっちの世界も悪くないな、と思わせながらも、やっぱりいつもの長門さんの方が素敵だなあ、などと考えておりました。結論としてはいつもの長門さんに眼鏡をかけさせれば完璧です。甘噛みされたら興奮死するかもしれません。
*1:今考えた