ご無沙汰しております。ここの更新も久しぶりなのではてな記法をすっかりわすれてしまっておりますが、よたりよたりと書いていこうと思います。 2014年の読了冊数は187冊と、例年に比べると減少しておりますが、去年ここにも「2013年の読了冊数は231冊でした…

お久しぶりです。せっかく毎年やっているので、今年も書き記しておくことにしました。 2013年の読了冊数は231冊でした。ちょっと少なめですが、たぶん今年はさらに少なくなるのではないかな。200冊読めたらいいですが……うーむ。 さて、前置きはこれくらいに…

2012年の読了冊数は289冊でした。平年は240冊前後なのでちょっと多めでした。年の前半に1日1冊くらいの勢いで読んでいたので。後半はもとに戻ったので、今年はまた240前後に戻るかもですね。あるいはもっと減るかもしれません。未来のことはわかりません。 …

2011年は226冊ほど読みました。どうしても不調で読めない時期が出来てしまったので、例年よりかは減っていますね。今年こそはどうにか。 それでは、今年も既刊・新刊問わずにぐちゃぐちゃで。海炭市叙景 (小学館文庫)作者: 佐藤泰志出版社/メーカー: 小学館…

2011年の読書冊数は237冊でした。既刊・新刊ごちゃごちゃで印象に残った本です。黒と愛 (ハヤカワ・ミステリワールド)作者: 飛鳥部勝則,笹井一個出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/09/22メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ …

乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル (ソノラマ文庫)作者: 牧野修,羽住都出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 2003/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (15件) を見る うーん、やっぱり牧野修はソノラマでも牧野修だなあ。…

文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/09/05メディア: 文庫 クリック: 108回この商品を含むブログ (146件) を見る 何年ぶりか忘れたけど、再読です。前に読んだノベルス版からかなり改稿・増ページされているらし…

ひみつの植物作者: 藤田雅矢出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2005/04/01メディア: 単行本 クリック: 33回この商品を含むブログ (65件) を見る 藤田雅矢の植物本。読んだのはこれが2冊目。やっぱり面白いです。変な植物っていいですね。でも、育て方が載っ…

ファントム・ケーブル (角川ホラー文庫)作者: 牧野修出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/03メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る 牧野修のホラー短編集。牧野修は今までSFのやつを中心に読んでいたのですが、ホラーも実にいい…

仮面の告白 (新潮文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/06メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 190回この商品を含むブログ (207件) を見る ejaclatio! erectio! erectio penis! ……すいません、少々はしゃぎすぎてしまいました。どうでも…

笑い陰陽師 (講談社ノベルススペシャル―山田風太郎傑作忍法帖)作者: 山田風太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/06メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見る それにしても、この風太郎先生、ノリノリである。下ネタ及び馬鹿馬鹿…

バールのようなもの (文春文庫)作者: 清水義範出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (24件) を見る タイトルが気になったので読んでみました。さくっと読めて楽しい短編集でした。 一番面白…

クリスマスにさようなら作者: 浅暮三文出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2007/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る テディベアを巡る連作短編集。「10センチの空」と近い路線の本でした。文章などなどはいつもながら上手いし、どの短編も…

ペット・サウンズ (新潮クレスト・ブックス)作者: ジム・フシーリ,Test,村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/02/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (87件) を見る 村上春樹が翻訳したビーチ・ボーイズの本ということ…

歪んだ創世記 (講談社ノベルス)作者: 積木鏡介出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/02メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (15件) を見る うーん、なかなか微妙なところだなあ……。遊び心があって読んでいて楽しいといえば楽しいのだけれども…

愛でもない青春でもない旅立たない作者: 前田司郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/16メディア: 単行本 クリック: 30回この商品を含むブログ (34件) を見る ああ、素晴らしいなあ。しみじみと素晴らしいです。鬱々として、ぐるぐるとしてしまう、どう…

ソロモンの犬作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/08/01メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (87件) を見る ううん、これは悩むなあ。つまらなくはなかったけど、面白かったかと言われるとそれも……。うーんうーん。困る。…

やどかりとペットボトル作者: 池上永一出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/11/16メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (27件) を見る 実は池上永一の小説は読んだことがなかったりするのですが、面白そうなのでエッセイに手を出して…

凶夢など30 (新潮文庫)作者: 星新一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/12/24メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見る 星新一の後期のショートショート集。やはり初期よりもオチが曖昧だったりする作品が多いわけですが、個人的に…

ナイフ投げ師作者: スティーブンミルハウザー,Steven Milhauser,柴田元幸出版社/メーカー: 白水社発売日: 2008/01/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 50回この商品を含むブログ (66件) を見る 初めてのミルハウザー（の単行本）。これは素敵な本でした…

犯罪ホロスコープ1 六人の女王の問題 (カッパ・ノベルス)作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/01/22メディア: 新書 クリック: 41回この商品を含むブログ (75件) を見る 短編集。「法月綸太郎の〜」シリーズとはまた違った軽めのお話で、こ…

またたび浴びたタマ作者: 村上春樹,友沢ミミヨ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (24件) を見る 村上春樹による怪文……じゃなくて回文を集めた本。回文にまつわるショート・ストーリー…

灰よ、竜に告げよ―されど罪人は竜と踊る〈2〉 (角川スニーカー文庫)作者: 浅井ラボ,宮城出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (58件) を見る 長かった！ 実際は450ページくらいでそれほど厚…

他人事作者: 平山夢明出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/10/26メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (41件) を見る 極めて厭なお話ばかりな短編集。大抵は特に何も悪いことをしていない人が殴られたり殺されたりします。それで…

ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)作者: 加納朋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/26メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (58件) を見る すっかり刊行ペースが不定期になって、次に誰が来るのかさっぱり予想できなくなってきた…

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (53件) を見る 江戸時代に書かれた「耳袋」のお話を怪談として現代風にアレン…

のぼうの城作者: 和田竜出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/11/28メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 186回この商品を含むブログ (371件) を見る 表紙がオノ・ナツメだったので読みました。おっさん。なかなか面白かったです。 キャラクターの立て方（…

月の骨 (創元推理文庫)作者: ジョナサン・キャロル,浅羽莢子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1989/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (24件) を見る やっぱりジョナサン・キャロルは面白いなあ……。さくさくと読ませてがつん…

死言状 (角川文庫)作者: 山田風太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1998/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見る 山田風太郎のエッセイ集。軽く書き流したのかなあ、という印象。現代で言えばミクシィ日記を書くくらいの気分…

タイムカプセル (ミステリーYA!)作者: 折原一出版社/メーカー: 理論社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (29件) を見る 折原一の長編を読むのはこれが初めて。トリックとかはそれほど印象に残りませんが、サスペ…