竹宮ゆゆこ「わたしたちの田村くん」

わたしたちの田村くん (電撃文庫)

　うわうわうわ、最高傑作級ですよ！各地で絶賛されているのも納得ですよ。読んでてあたまがおかしくなりそうになりましたよ。ぼくの前頭葉が、ぜぇぇん！とぉぉ！よぉぉぉぉぉ！えあー！！な感じになっておるわけですよ。*1
　なんていうかですね、ラブで、コメで、最高なんですよ！畜生、若いって7割6分3厘は素晴らしいぜ。しかもぼくの個人的な過去にまつわる琴線にも触れたりしてもう大変でしたよ。っていうかぼくもまだまだ若いな！と思いました。こんな文章書いている所が。
　えーと、でも、個人的な好みを差し置いても非常にいい出来だと思います。リーダビリティが激高な文章は素晴らしいし、物語もツボをきちんと押さえていて言う事なし。ライトノベルの一つの到達点ではないかと本気で考えてます。
　そして恐ろしい修羅場を予見させるラスト。ダブルヒロイン小説ってこわい。もうぼくはルドマンさんでいいよ。それかヘンリー。グリンガムの鞭あるし。あ、もう王様やってる？じゃあスミスでいいや。もうレベルの限界訪れそうだけど。
　……とっとと続き読みます。

*1:BGMとしてdelayyedeadを聴いてた。あ、合わない。