hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

友桐夏「盤上の四重奏」

 3作目のリリカル・ミステリー。つまりStrikerS。……それはもうどうでもいいですね。
春待ちの姫君たち」と違い、この作品は1作目の「白い花の舞い散る時間」と舞台を同じくしております。つまり、あれであれだった状況が前提なわけで。いきなりあれなわけです。ちょっと頭痛がしたくらいだぜ!
 しかし、抒情性どころか人間性のかけらもない作品ですなあ。ある意味では人間性ですけど。うん、ある意味では。困ったものです。そんなに他者の人間性の否定に情熱を傾けなくても。
  
 なんで合宿の休憩時間に花火を打ち上げたりするのでしょうね。それが定例だからって……。それを乱されることで先生が本気で怒る、とかありえないですよね。細かいところにも狂気が。
 
 あとがきはすごいなあ。よくもまあぬけぬけと……。