hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

高橋源一郎「人に言えない習慣、罪深い愉しみ」

「本について書かれた本」については、大きく分けて2種類あり、それは「純粋に本について紹介・評論した本」と「本を通して何か別のもっと大きな問題(文学や世界のありようといったものごと)について論じている本」であり、この本は(高橋源一郎の書評がおおむねそうであるように)後者に分類されると思います。単純に好みの問題としてぼくは読みたい本を増やしてくれる前者の方が好みなので、この本は少し重すぎたように感じてしまいました。
 実際、教養とかじゃなくて、「なんのためにもならない」といいつつもあらゆるところから「文学」を探す方が圧倒的に……なんというか、茨の道ですよね。相当に覚悟が必要な道に思えます。そして、ぼくにはその覚悟は(いまのところは)ありません。
 
 うう、ちっともまとまってないうえにカッコやカギカッコが多すぎて読みにくいですね。ごめんなさい。