hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

お久しぶりです。

 なんとなく、ここを放置するのも寂しいので、読書メーターのまとめを貼ってみます。テストテスト。
 ちなみに、twitterにはほぼ毎日いますので、よろしくお願いします。IDはhirayama46です。
 

6月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:7001ページ

ヴァルプルギスの後悔〈Fire2.〉 (電撃文庫)ヴァルプルギスの後悔〈Fire2.〉 (電撃文庫)
こちらもようよう盛り上がってきたなあ、という印象。面白いです。飛鳥井先生が出てくると嬉しいのです。本当は深陽学園の人たちにもっと出てきてほしい、というのはありますが。
読了日:06月30日 著者:上遠野 浩平
十三の黒い椅子 (Mephisto Club)十三の黒い椅子 (Mephisto Club)
やっぱり倉阪鬼一郎倉阪鬼一郎だな……。ぐねぐねとしていて面白かったです。
読了日:06月28日 著者:倉阪 鬼一郎
ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉 (電撃文庫)ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉 (電撃文庫)
内容をすっかり忘れていたので再読。やはり挿絵は狙っているなあ……。嫌いじゃないぜ!
読了日:06月27日 著者:上遠野 浩平
村上朝日堂はいかにして鍛えられたか (新潮文庫)村上朝日堂はいかにして鍛えられたか (新潮文庫)
三回目くらいの読了。やはりラブホテルの名前がたいへん愉快だと思いました。千葉県にはラブホテルが多いらしいですが、面白い名前にはお目にかかったことがありません。残念。
読了日:06月24日 著者:村上 春樹
殉教カテリナ車輪殉教カテリナ車輪
おお、面白い! 図像解釈学にまつわる話も興味深いですが、なんといってもあのぬけぬけとした伏線にやられました。あの一点でかなり評価アップしました。素晴らしい。
読了日:06月21日 著者:飛鳥部 勝則
盗賊会社 (講談社文庫 ほ 1-3)盗賊会社 (講談社文庫 ほ 1-3)
ショートショートのなかでも、特に短めのものが集まっております。どれも切れ味があって面白いです。
読了日:06月20日 著者:星 新一
ホットドッグの丸かじり (文春文庫)ホットドッグの丸かじり (文春文庫)
はじめての東海林さだお。たいへん面白かったです。タン塩の淫猥さ、高級魚である鯛への敬意が特に印象に残っています。
読了日:06月19日 著者:東海林 さだお
まどろむベイビーキッスまどろむベイビーキッス
なかなか面白かったですが、小川勝己的にいちばんワクワクする部分をカットしている感があるけど、わざとなのかな。部屋の見取り図をいちいち入れた意味を考えると、「この小説の中心は実はそこではないですよ」というメッセージがそこかしこにある気がします。どこか全体的に薄い膜がかかっているようで、タイトルの「MAD ROM」の後半部はもちろん……なわけで、狂っているのはどっちなのか、というところであります。
読了日:06月17日 著者:小川 勝己
村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)
何回読んだのかよくわかりませんが、ついぱらぱらと読んでしまう一冊。好きです。編みものバーは現代にこそ造られるべきだと思います。
読了日:06月15日 著者:村上 春樹,安西 水丸
ベンジャミン・バトン  数奇な人生 (角川文庫)ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (角川文庫)
裏表紙には「ロマンあふれるファンタスティックな作品を集めた」と書いたあったけど、それは表題作だけなのでは……。全体的にはシビアで虚無的な作品が多かったような。/粒揃いの短編集でしたが、やはり表題作が好み。いまとなってはありふれた話ですが、心動かされるのは筆力によるものでしょうか。「最後の美女」のラストも大いに好み。
読了日:06月15日 著者:フィツジェラルド
佐藤さとる幼年童話自選集〈1〉遠い星から佐藤さとる幼年童話自選集〈1〉遠い星から
はじめての佐藤さとる。読んでいて気持ちのいい作品集でした。電信柱が出てくるお話が好きです。
読了日:06月15日 著者:佐藤 さとる
MUSICMUSIC
前半はちょっとピンとこなかったのですが、J1さんが出てくるあたりから物語が入り交じってぐちゃぐちゃになって速度を増していきました。後半は一気読み。ラストは読者も置いていかれるほどのスピードでした、にゃあ。
読了日:06月14日 著者:古川 日出男
クチュクチュバーン (文春文庫)クチュクチュバーン (文春文庫)
とにかくグロテスクとバイオレンス! な1冊。人間性の喪失についてたいへんストレートかつネチネチと書いた「人間離れ」が好みでした。
読了日:06月13日 著者:吉村 萬壱
酔って候<新装版> (文春文庫)酔って候<新装版> (文春文庫)
司馬遼太郎、高校時代はたくさん読んでいたけど、最近はごぶさただったので。/幕末の藩主を軸に据えた短編集。山内容堂が主人公の表題作が良かったです。容堂さんは萌えキャラだ。「きつね馬」の島津久光は完全にただの馬鹿として描かれていますね……。他の解釈がありそうな挿話もあったけど、小説なのでこれでよいのでしょうね。
読了日:06月12日 著者:司馬 遼太郎
貴族探偵貴族探偵
一見まっとう(貴族探偵の設定以外は)に見えて、実はひどくひねくれている麻耶雄嵩らしい連作集でした。「こうもり」「トリッチ・トラッチ・ポルカ」がお気に入り。/しかし、「こうもり」は再読してやっと仕掛けがわかったのですが、まだ気づいていない仕掛けがあるかも……。にぶいのです。
読了日:06月11日 著者:麻耶 雄嵩
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2009年 08月号 [雑誌]NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2009年 08月号 [雑誌]
久しぶりに読んだらやっぱり面白かったです。擬態生物の特集がお気に入り。写真が大きいのはいいことだなあ。/ロシアの結婚式で、新郎が新婦のスカートに頭を突っ込んでいる写真が妙に面白かったのですが、あれはなんだったのか……。
読了日:06月10日 著者:
なぎさのなみのりチャンピオン (あいうえおパラダイス)なぎさのなみのりチャンピオン (あいうえおパラダイス)
こっちは「な」行。「ぬ」はさすがに単語が少ない所為か、同じ言葉を繰り返すことが多かったです。しかし、よくやるなあ……。あまりにも諸行無常である「な」がたいへん愉快でした。ナスさん……。
読了日:06月09日 著者:二宮 由紀子
たぬきのたろべえのたこやきや (あいうえおパラダイス)たぬきのたろべえのたこやきや (あいうえおパラダイス)
今回は「た」行なのでそれほど苦戦はしていない様子。イラストがストレートすぎて素晴らしい「ち」と、東海道新幹線が大活躍する「と」が良かったです。
読了日:06月09日 著者:二宮 由紀子
化け猫とめまいのスキャット―ブギーポップ・ダークリー (電撃文庫)化け猫とめまいのスキャット―ブギーポップ・ダークリー (電撃文庫)
いつものブギーポップ。良かったですが、シリーズ全体のお話はなかなか進みませんね……。そっちは連載のほうで進めていくのかな。/珍しく本当にブギーポップが主人公でした。よくしゃべるブギーさん。/ジョジョネタについてはもはや突っ込みませんが、「……なん、だと……?」は突っ込みたい。ブリーチか!
読了日:06月08日 著者:上遠野 浩平
龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)
相変わらず面白い。面白いけど……な秋山瑞人であります。刊行から2年なので続きは出るかもですが。しかし、次巻でラストまでいく、というのはいささか疑問ではあります。まだ序盤っぽいので……。
読了日:06月07日 著者:秋山 瑞人
増補版 三度目ならばABC (講談社文庫)増補版 三度目ならばABC (講談社文庫)
やっぱり岡嶋二人、上手いなあ……。どの短編もさくさく読めて面白いです。さりげない手がかりの示し方は職人芸ですね。/美郷ちゃんがやたらとかわいくて参りました。これは相当の萌えキャラだ……。
読了日:06月07日 著者:岡嶋 二人
熊 他三篇 (岩波文庫)熊 他三篇 (岩波文庫)
はじめてのフォークナー。うーん、あまりピンとこなかったです……。そういうコンセプトなんですが、ほとんどのお話が狩りがメインになっているので、ちょっと味わいが似通ったものになってしまっている感がありました。あまり狩りが関係ない「熊狩」が好みでした。
読了日:06月06日 著者:フォークナー,William Faulkner,加島 祥造
おかしな先祖 (講談社文庫 ほ 1-7)おかしな先祖 (講談社文庫 ほ 1-7)
中期にしては長めの作品が並んでおりますが、どれも面白かったです。お気に入りは「四で割って」「オオカミそのほか」「ふーん現象」あたり。どれもタイトルもいいですね。
読了日:06月04日 著者:星 新一
とくまでやる (徳間デュアル文庫)とくまでやる (徳間デュアル文庫)
ページめくる毎に一日経過する日めくりカレンダーのような本でしたが、この形式にした意味って何かあったのかな……。「毎日」を繰り返す日常を描くため、なのかなあ。うーむ。/しかし、またこんなオチか……。
読了日:06月03日 著者:清涼院 流水
砂をつかんで立ち上がれ (集英社文庫)砂をつかんで立ち上がれ (集英社文庫)
はじめての中島らも。さくさくと読めるエッセイ集でした。なかなか面白かったですが、この一冊だけではなんとも言えないかな。次は「人体模型の夜」でも読んでみよう。あと、東海林さだおは読んでみたい。
読了日:06月02日 著者:中島 らも
依存 (幻冬舎文庫)依存 (幻冬舎文庫)
再読。やはり素晴らしい……。これ以上ないくらいにグロテスクで、凛々しい。歪さがたまりません。しかし、タックはかわいい。タカチは格好良い。/ボアン先輩はある種の「理想の教師像」として書いているのかなあ、となんとなく思いました。
読了日:06月01日 著者:西澤 保彦

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