西澤保彦「解体諸因」
- 作者: 西澤保彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/12/12
- メディア: 文庫
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「第一因 解体迅速」はちょっと面白みに欠けるかな。「第二因 解体信条」、これもわりと普通。双子は可愛いけど。「第三因 解体昇降」うーん、謎自体は魅力的だけど解決は肩すかし。「第四因 解体譲渡」これは素晴らしい。白眉の出来栄えです。お見事。「第五因 解体守護」タカチが出てくる唯一の短編。萌える。ほのぼのとした内容も良い。「第六因 解体出途」厭話。「第七因 解体肖像」記憶に残りませんでした。「第八因 解体照応 推理劇『スライド殺人事件』」大馬鹿で面白い。意外性も十分。「最終因 解体順路」ごちゃごちゃしすぎかなあ。やや牽強付会かも。