村上春樹「意味がなければスイングはない」

意味がなければスイングはない

　ぼくは普段はクラシックやジャズは殆ど聴かないのでこの本で書かれている人で知っていたのはたった4人だけという体たらく（スタン・ゲッツは名前だけは知っていた）。
　ちなみにスガシカオとブライアン・ウィルソンは大好き。ブルース・スプリングスティーンはオムニバスアルバムで一曲だけ聴いたことがあったけど、いまいち合わなかったのでそれ以降は聴いていない。シューベルトは曲名も浮かんでこないくらいの知識しかないです。クラシックではバッハが好きです。格好良いから。
　今挙げた好きなミュージシャンについて書かれたことは言うまでもなく楽しめたのですが、他の知らない人たちも結構興味深く読みました。指揮者とか演奏者で聴けるようになればクラシックもぐんと楽しめるかも、と思いました。ジャズは単純に縁がなくって聴いていなかったので機会があったらなにか聴いてみようかなあ。「ジャズ、聴くべ？」*1
　いや、でもこういう風にこれから自分が色々な音楽と出合っていけるのかと考えると人生なかなか愉快ですね。ミュージック・イズ・ライフ。大嘘。

*1:もちろんぼくにこんな訛りはない