hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

古川日出男「二〇〇二年のスロウ・ボート」

二〇〇二年のスロウ・ボート (文春文庫 (ふ25-1))

二〇〇二年のスロウ・ボート (文春文庫 (ふ25-1))

 せっかく↑を読んだのでこっちも。再読して気づいたことは、本当に「中国行きのスロウ・ボート」と関係ないなあ、ということでした。むしろ村上春樹のたくさんの作品をごちゃ混ぜにして、古川日出男の独自性で抽出した、という感じでしょうか。……われながら分かりにくいうえに気の利いていない例えですね。
 
 それにしても庖丁ガールは可愛いなあ。惚れる。