hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

樺山三英「ジャン=ジャックの自意識の場合」

ジャン=ジャックの自意識の場合

ジャン=ジャックの自意識の場合

 うーん、なんだか不思議な感触の小説でした。幻想性の高い小説ですが、文章は読みにくくはないし、基本的に額面通りにしか文章を読まないぼくでもメタファーみたいなものもぼんやりと察することができました。でも、浅い小説というわけでもなくて、それでも奥に何か一物隠しているような、そんな雰囲気がありました。よくわかりませんね。書いているぼくもよくわかりません。ははは。ともかく興味深く、面白い小説でありました。