hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

2011年印象に残った本10冊。

 2011年は226冊ほど読みました。どうしても不調で読めない時期が出来てしまったので、例年よりかは減っていますね。今年こそはどうにか。
 それでは、今年も既刊・新刊問わずにぐちゃぐちゃで。

海炭市叙景 (小学館文庫)

海炭市叙景 (小学館文庫)

 人々の息遣いが感じられて、それを書くことができる作家だと思います。他の小説も読もう。
深泥丘奇談・続 (幽ブックス)

深泥丘奇談・続 (幽ブックス)

 なんとなく、綾辻行人はこのシリーズが一番楽しんで書いてそう。やりたいほうだい感が良いです。
メルカトルかく語りき (講談社ノベルス)

メルカトルかく語りき (講談社ノベルス)

 不毛の荒野であり、好きにならずにはいられません。
武装島田倉庫 (新潮文庫)

武装島田倉庫 (新潮文庫)

 いわゆる「シーナSF三部作」ではこれがいちばん好みでした。ポジティブな異形。
悦楽園 (ふしぎ文学館)

悦楽園 (ふしぎ文学館)

 話題になった新刊よりもこちらを。インモラルで凄まじい。思わずインモラリストになりそう。
狩場(カリヴァ)最悪の航海記

狩場(カリヴァ)最悪の航海記

 ミステリではないけど実に山口雅也らしい一冊。ホラとケレンが詰まっています。
なずな

なずな

 優しく、暖かく、それでいてしなやかに強靭な育児小説。
こめぐら (倉知淳作品集)

こめぐら (倉知淳作品集)

 お蔵出し短編集・コミカル編。ただ楽しい。ああ、倉知淳の新作が読みたい……。
異邦の騎士 改訂完全版

異邦の騎士 改訂完全版

 剛腕、としか。
赤い糸の呻き

赤い糸の呻き

 今年も西澤保彦はけっこう読んだけど、これがいちばん好きかな。表題作のぐねぐねっぷりに惹かれます。