hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

2014年に印象に残った10冊

 ご無沙汰しております。ここの更新も久しぶりなのではてな記法をすっかりわすれてしまっておりますが、よたりよたりと書いていこうと思います。
 2014年の読了冊数は187冊と、例年に比べると減少しておりますが、去年ここにも「2013年の読了冊数は231冊でした。ちょっと少なめですが、たぶん今年はさらに少なくなるのではないかな。200冊読めたらいいですが……」などと書いているので、まあ予定通りといえばそれまでですね。
 前置きが少し長くなりました。さくさくと発表していきましょう。いつもながら既刊・新刊ジャンル問わず、順不同に10冊です。

粘膜兄弟 (角川ホラー文庫)

粘膜兄弟 (角川ホラー文庫)

 シリーズの中では……という意見も散見されましたが、読んでみたらおおいに好みのお話でたいへん満足でした。
女のいない男たち

女のいない男たち

「イエスタデイ」がいっとう好きです。
さよなら神様

さよなら神様

 衝撃的なんだろうな、とわかっていても衝撃を受けてしまいました。 色んな意味でここまでしっくりくる翻訳小説はあまりないような気がします。 不毛であることの素晴らしさ。
雨の降る日は学校に行かない

雨の降る日は学校に行かない

 学生さんも、かつて学生だった人も、生きづらさを抱えたすべての人に勧めたい一冊。
満願

満願

 練りに練られた、という印象。
はい、チーズ

はい、チーズ

 未収録作品集というと出来はどうなのかしら……と心配してしまうのが人情ですが、その心配は無用でした。
風ヶ丘五十円玉祭りの謎

風ヶ丘五十円玉祭りの謎

 殺人が絡まない短編集でも、このシリーズの魅力は存分に発揮されておりました。読んでいる間の楽しさは長編よりも優っていたかもです。
悪の教典〈上〉 (文春文庫)

悪の教典〈上〉 (文春文庫)

 文庫版で追加された終章には驚きました。貴志祐介ってば……。