hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

倉知淳「過ぎ行く風はみどり色」

 オカルトと不可能状況による殺人という題材を扱っていますが、全体の雰囲気は軽やかで気持ちのいいものです。特筆すべきはラストの爽やかさ。それはまるでよく晴れた春の日に吹く涼やかな風のようです。(何故か詩的)