浅井ラボ「TOY JOY POP」

TOY JOY POP (HJ文庫)

　うーむむむ。やりたいことがなんとなくわかるのですが、それが結果としてエンターテイン小説として面白いことになっているかといえば、そうでもないような。あるいはこれは好みの問題なのだろうか。
　（こっちもネタバレ）ネットの情報から「真犯人」的な立場の人がいると知っていたので、気をつけて探してみたけど結局わからなくて解答と予想されるものを見たのですが、正直言って「だからなんだったんだ？」という感じでした。こういうことをしておいて、判明しても価値転換があまり感じられないというのは……。（ここまで）
　
　ぼくに合わないだけなのかなあ、という思いも強くあるのがなんだか複雑です。奥歯にものが挟まっている感覚が残っております。