hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

菊池良生「傭兵の二千年史」

傭兵の二千年史 (講談社現代新書)

傭兵の二千年史 (講談社現代新書)

 今年は小説以外の活字もぼちぼち読んでいこうかなあ、と思い立ったので読んでみました。とりあえずは興味のある歴史の分野から一冊。
 これは良い本でした。筆者の視点は公平に思いましたし、書いてあることも分かりやすかったです。読み終わった頃にはすっかりランツクネヒト(ドイツの傭兵)萌えであります。素敵。
 欠点としては「二千年史」とタイトルにあるのに書かれている年代・地域が限られていることでしょうか。ヨーロッパ諸国と対比的に少し提示される日本以外の情報がほとんどないのは少し物足りないです。中国とかインドとかではどんなことがあったのかなあ。
 でも面白かったのでこの人の書いた本は他にも読んでみようと思いますー。
 
 しかし、困った時の用語集としてWikipediaは役に立ちますね。ちょっと忘れてしまったことや余分なことがさくっと調べられるので便利です。ルイ16世萌え。