hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

島本理生「リトル・バイ・リトル」

リトル・バイ・リトル

リトル・バイ・リトル

 全体的に心地よい程度の前向きさで満ちていて、この雰囲気は実に良い。読んでいて気持ちのいい小説でした。
 ただ、もうちょっとこの作者ならではのものが欲しかったかなあ。読んだのは数ヶ月前だけど、野中柊瀬尾まいこ辺りと似ていると思えてしまいました。各人ともなかなか悪くない内容なだけに惜しいものがあると思いました。