hirayama46の日記

とりとめもなく書いています。

平山瑞穂「忘れないと誓ったぼくがいた」

忘れないと誓ったぼくがいた

忘れないと誓ったぼくがいた

 えー、光陰矢のごとし、という言葉からも分かるように時間というものは気がつけばどんどん過ぎてしまい……(以下、言い訳が延々と続きますが、省略)。
 というわけでワスチカこと「忘れないと誓ったぼくがいた」です。
 見た目は全然違うけれども「ラス・マンチャス通信」と同じく、色々な想いが読みながら同居します。どこまでも哀しい話であるのに、とても優しい。それでもすごく切なくて、そして前向きで温かい。ぼくの語彙では伝える事は出来ないと思うけど、非常に素敵な小説でした。面白かったです。
 
 なんだかこんなに緊張しながら感想文を書くのは初めてです。
 
 そういえば4月18日現在、amazon売り上げランク3605位なのですが、これって発売2ヶ月近くたっているハードカバー小説の中では相当売れているのではないでしょうか。めでたい。