平山瑞穂「忘れないと誓ったぼくがいた」
- 作者: 平山瑞穂
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/02/20
- メディア: 単行本
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というわけでワスチカこと「忘れないと誓ったぼくがいた」です。
見た目は全然違うけれども「ラス・マンチャス通信」と同じく、色々な想いが読みながら同居します。どこまでも哀しい話であるのに、とても優しい。それでもすごく切なくて、そして前向きで温かい。ぼくの語彙では伝える事は出来ないと思うけど、非常に素敵な小説でした。面白かったです。
なんだかこんなに緊張しながら感想文を書くのは初めてです。
そういえば4月18日現在、amazon売り上げランク3605位なのですが、これって発売2ヶ月近くたっているハードカバー小説の中では相当売れているのではないでしょうか。めでたい。